伊万里焼・九谷焼のなます皿はいくら?買取相場と査定ポイント完全解説
2026.04.26
そんな疑問を持ったことはありませんか?
伊万里焼や九谷焼の「なます皿」は、骨董市場でも多く流通している人気の器の一つです。
しかし、見た目が似ているものが多く、価値の違いや買取価格が分かりにくいのも事実です。
本記事では、なます皿の基本知識から、伊万里焼・九谷焼それぞれの特徴、さらに気になる買取相場や高く売るポイントまで、分かりやすく解説します。
ご自宅に眠っている器の価値を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
なます皿とは?

なます皿とは 使いやすさが魅力の和食器
なます皿とは、やや深さのある中皿のことで、日本の食文化の中で古くから使われてきた器です。
主に
・江戸時代
・明治時代
に広く使われ、現在でも骨董品として人気があります。
名前の由来は、酢の物である「なます」を盛り付けるために使われていたことからきています。
なます皿の特徴
なます皿の大きな特徴は、使いやすいサイズと形です。
基本的な特徴
・直径13cmから16cmほど
・小鉢と中皿の中間サイズ
・少し深さがある形状
このため、
・汁気のある料理にも使える
・幅広い料理に対応できる
万能な器として使われていました。
高台がある上品なデザイン
多くのなます皿には、高台と呼ばれる台座があります。
特徴
・器に高さが出て上品な印象になる
・テーブルで安定しやすい
・料理が美しく見える
見た目と実用性を両立した設計が魅力です。
幅広い料理に使える万能皿
なます皿は、さまざまな料理に使われていました。
主な用途
・なます 酢の物
・煮物
・和え物
・漬物
現代でいう
・副菜用の万能皿
として活躍する器です。
装飾性の高さも魅力
なます皿は日常使いだけでなく、おもてなしの場でも使われていました。
そのため、
・華やかな色絵
・繊細な染付
など、装飾性の高いものも多く存在します。
特に
・伊万里焼
・九谷焼
のなます皿は、現在でも人気があります。
なます皿の魅力
なます皿は、以下の魅力を持つ和食器です。
・使いやすいサイズと形
・幅広い料理に対応できる
・上品なデザイン
・装飾性の高さ
また、
・年代
・産地
・絵柄
によって価値が変わる点も特徴です。
伊万里焼のなます皿の特徴

伊万里焼のなます皿とは
伊万里焼のなます皿は、日本の磁器の中でも歴史が古く、骨董市場でも人気の高い器です。
特に
・江戸時代に作られた古伊万里
は、コレクターから高く評価されています。
伊万里焼とは
・佐賀県有田で作られた磁器
・伊万里港から出荷されたことが名前の由来
この歴史も価値を高めるポイントです。
染付の美しさが特徴
伊万里焼の代表的な特徴が染付です。
特徴
・白地に藍色の絵付け
・シンプルで上品なデザイン
・料理を引き立てる色合い
特に古伊万里は
・筆使いが繊細
・構図が美しい
ことから、美術品としても評価されています。
赤絵の華やかな装飾
時代が進むと、赤絵と呼ばれる装飾も増えていきます。
特徴
・赤や緑 金彩を使用
・華やかで豪華な印象
・祝いの席や来客用に使用
染付と比べて
・より目を引くデザイン
であることが魅力です。
人気の絵柄
伊万里焼には定番の文様があります。
代表的な絵柄
・唐草文様
・牡丹
・松竹梅
・鶴や亀
特に人気なのが
・蛸唐草
細かい模様で、状態が良いものは高額になることもあります。
価値を左右するポイント
伊万里焼のなます皿は見た目が似ていても、価値は大きく変わります。
主なポイント
・作られた時代
・絵付けの細かさ
・保存状態
特に
・江戸中期から後期のもの
は技術的にも優れており、人気があります。
伊万里焼なます皿の魅力
伊万里焼のなます皿は、以下の魅力を持つ器です。
・シンプルで美しい染付
・華やかな赤絵
・縁起の良い伝統模様
・歴史と職人技が詰まっている
同じように見える器でも、一点ごとに価値が異なるのが特徴です。
九谷焼のなます皿の特徴

九谷焼のなます皿とは 華やかさが魅力の器
九谷焼のなます皿は、伊万里焼とは対照的に「華やかさ」と「芸術性」が特徴の和食器です。
石川県で生まれた九谷焼は、
・鮮やかな色使い
・大胆な絵付け
によって、多くの人を魅了してきました。
五彩による美しい色使い
九谷焼の最大の特徴は五彩と呼ばれる色使いです。
主な色
・赤
・青
・黄
・緑
・紫
特徴
・色のコントラストが強い
・器全体にしっかり絵付けされる
・視覚的なインパクトがある
特に赤を基調とした赤絵は、
・華やかで存在感がある
・祝いの席などで使われる
など人気の高いデザインです。
古九谷は特に価値が高い
九谷焼の中でも評価が高いのが古九谷です。
特徴
・江戸時代初期の作品
・現存数が少ない
・骨董市場で高評価
代表的なスタイル
・青手
青や緑を使った大胆な構図が特徴で、状態が良いものは高額になることもあります。
絵画のようなデザイン性
九谷焼のなます皿は、絵柄の細かさも大きな魅力です。
主なモチーフ
・花鳥風月
・人物
・風景
特徴
・器全体に絵が描かれている
・密度が高く豪華
・美術品のような存在
伊万里焼の余白を活かしたデザインとは対照的です。
一点ごとの個性がある
九谷焼は手描きが中心のため、同じような器でも違いがあります。
特徴
・細部の絵付けが異なる
・個体差がある
・一点物として楽しめる
コレクション性が高く、自分だけの器を見つける楽しみがあります。
時代による価値の違い
九谷焼は時代によって価値が変わります。
価値が高いもの
・古九谷
・作家物
・技術力の高い作品
比較的安価なもの
・明治以降の量産品
・輸出向けの器
そのため、同じ九谷焼でも価格に大きな差があります。
九谷焼なます皿の魅力
九谷焼のなます皿は、以下の特徴を持つ器です。
・鮮やかな色使い
・華やかなデザイン
・芸術性の高さ
・一点ごとの個性
伊万里焼の落ち着いた美しさとは異なり、より豪華で存在感のある器として人気があります。
なます皿の買取相場はどれくらい?

なます皿の買取相場とは
なます皿の買取価格は、以下の要素で大きく変わります。
・産地 伊万里焼 九谷焼
・年代
・状態
・絵柄
同じように見える器でも、数百円から数万円以上まで幅があります。
伊万里焼の相場
伊万里焼のなます皿は、年代によって価格が変わります。
相場の目安
・明治から大正の量産品
1,000円から5,000円程度
・古伊万里 江戸時代
5,000円から2万円以上
高値になるポイント
・蛸唐草など人気の絵柄
・細かい絵付け
・状態が良い
九谷焼の相場
九谷焼は作風の幅が広く、価格差も大きいのが特徴です。
相場の目安
・明治以降の量産品
1,000円から1万円程度
・状態が良い 色絵や作家物
1万円から5万円程度
・古九谷
数十万円になるケースもあり
状態による価格の違い
状態は査定に大きく影響します。
マイナス要素
・欠け
・ヒビ
・修復跡
これらがあると大きく減額されることがあります。
プラス要素
・無傷
・保存状態が良い
・共箱付き
セットの方が価値が高い
なます皿はセットで使われていたため、枚数も重要です。
評価が上がるケース
・5枚セット
・10枚セット
ポイント
・バラよりも揃っている方が高評価
・まとめて査定に出すのがおすすめ
相場を見るポイント
なます皿の価値を判断するポイントは以下の通りです。
・産地と年代
・絵柄
・保存状態
・枚数
これらを総合的に見て、買取価格が決まります。
ここまでを簡単にまとめると、なます皿の買取相場は以下のようになります。
- 量産品・無銘 数百円〜3,000円
- 一般的な伊万里・九谷 1,000円〜1万円
- 古伊万里(江戸期) 5,000円〜数万円
- 古九谷・名品 数万円〜数十万円以上
このように、なます皿は「古い=高い」とは限らないものの、時代や作りによって大きく価値が変わる奥深い骨董品です。
見た目だけでは判断が難しいケースも多いため、気になる場合は専門の買取業者に査定を依頼するのがおすすめです。次の章では、そんななます皿の中でも特に高く売れる特徴について詳しく解説していきます。
高く売れるなます皿の特徴とは?

高く売れるなます皿の特徴とは
なます皿は一見似ていても、買取価格には大きな差があります。
価格を左右する主なポイント
・年代
・絵付け
・状態
・付属品
これらによって評価が大きく変わります。
年代が最も重要
特に価値が高いのは古い時代のものです。
高評価になりやすい
・古伊万里 江戸時代
・古九谷
特徴
・現存数が少ない
・コレクター需要が高い
一方で
・明治以降の量産品
は比較的価格が落ち着きます。
絵付けの良さも重要
絵付けのクオリティも査定に影響します。
評価が上がるポイント
・細かく丁寧な絵付け
・バランスの良い構図
・手描きの繊細な筆使い
人気の絵柄
・伊万里焼 蛸唐草 牡丹 松竹梅
・九谷焼 花鳥風月 人物画
色の状態もチェックされる
色の残り方も重要です。
評価が高いもの
・発色が良い
・退色していない
・金彩が残っている
特に金彩が残っているとプラス評価になります。
状態の良さは必須条件
状態は査定に大きく影響します。
マイナス要素
・欠け
・ヒビ
・ニュウ
プラス要素
・無傷
・保存状態が良い
状態が良いだけで価値が上がることもあります。
付属品やセットも重要
さらに評価を上げるポイントです。
付属品
・共箱
・由来が分かる資料
セット
・5枚組
・10枚組
特徴
・揃っているほど価値が高い
・まとめて査定がおすすめ
高く売れるポイント
なます皿で高く売れる特徴は以下の通りです。
・古い時代のもの
・絵付けが良い
・状態が良い
・セットで揃っている
この条件が揃うほど、高価買取につながりやすくなります。
価値が下がるなます皿の特徴

買取価格が下がりやすいなます皿の特徴
なます皿は骨董価値がある一方で、状態や種類によっては査定額が伸びないこともあります。
ここでは、評価が下がりやすいポイントをまとめます。
ダメージがある
最も大きなマイナス要素が傷や破損です。
マイナス要素
・欠け
・ヒビ
・ニュウ 細かな亀裂
特に
・縁の欠け
は目立ちやすく、評価が下がりやすいポイントです。
経年劣化が目立つ
長年の使用や保管状態による劣化も影響します。
例
・金彩や色絵の剥がれ
・色のくすみ
・汚れや変色
見た目の印象が悪くなると、査定額も下がる傾向があります。
量産品で希少性が低い
明治後期以降の器は量産品が多くなります。
特徴
・流通量が多い
・希少性が低い
そのため
・価格は比較的安くなりやすい
バラで残っている
なます皿は本来セットで使われる器です。
マイナス要因
・1枚だけ残っている
・柄が揃っていない
評価が上がる条件
・5枚や10枚で揃っている
まとめて査定に出す方が有利です。
銘や産地が不明
器の情報が分からない場合も評価が難しくなります。
例
・窯印がない
・産地が不明
特に
・無銘の量産品
は価値が伸びにくい傾向があります。
価値が下がるポイント
なます皿の価値が下がりやすい特徴は以下の通りです。
・ダメージがある
・劣化が目立つ
・量産品である
・バラで残っている
・情報が不明
ただし、
・時代
・絵付け
によっては価値が付く場合もあるため、自己判断で処分せず査定に出すのがおすすめです。
なます皿の見分け方とチェックポイント

なます皿の見分け方 初心者向けポイント
なます皿は見た目が似ているため、伊万里焼と九谷焼の違いが分かりにくいことがあります。
しかし、いくつかのポイントを押さえることで、簡単に見分けることができます。
裏面 高台や銘をチェック
まずは裏側を確認します。
チェックポイント
・高台の内側
・窯印や銘の有無
特徴
・伊万里焼 無銘が多い
・九谷焼 九谷や作家名が入ることがある
色と絵付けの違い
最も分かりやすいポイントが色です。
伊万里焼
・藍色一色の染付
・白と青のシンプルなデザイン
九谷焼
・赤 緑 黄 紫などの色絵
・器全体に絵が描かれている
絵柄の特徴を見る
絵柄にも違いがあります。
伊万里焼
・唐草模様
・牡丹
・松竹梅
・細かく規則的なデザイン
九谷焼
・花鳥風月
・人物画
・ダイナミックな構図
重さや質感を確認
手に持った感覚もヒントになります。
伊万里焼
・薄くて軽い
・滑らかな質感
九谷焼
・やや厚みがある
・重みがある
時代感を見る
古い器には特徴があります。
古い器
・手描きの揺らぎがある
・色ムラがある
新しい器
・均一で整っている
・量産感がある
見分けのポイント
なます皿を見分けるポイントは以下の通りです。
・裏面の銘や窯印
・色の違い
・絵柄の特徴
・重さや質感
・時代感
注意点
これらはあくまで簡易的な判断方法です。
正確な価値を知るには
・専門店での査定
がおすすめです。
なます皿を売る前にやるべきこと

なます皿を高く売るためのポイント
なます皿を少しでも高く売るには、査定前の準備が重要です。
ちょっとした工夫で査定額が変わることもあります。
軽くクリーニングする
まずは簡単に汚れを落としましょう。
ポイント
・ほこりや汚れを軽く落とす
・ぬるま湯と柔らかいスポンジを使う
注意点
・強くこすらない
・漂白剤や研磨剤は使わない
やりすぎると価値が下がる可能性があります。
丁寧に保管する
査定までの保管も大切です。
ポイント
・重ねる時は布や和紙を挟む
・湿気の少ない場所に置く
傷やカビを防ぐことで評価を保てます。
まとめて査定に出す
なます皿はセットの方が評価が上がります。
おすすめ
・同じ柄で揃える
・5枚や10枚で出す
バラよりも高く売れやすくなります。
付属品を一緒に出す
付属品があると査定額アップにつながります。
例
・共箱
・資料や書付
作品の価値を証明するポイントになります。
専門店で査定を受ける
査定先も重要です。
ポイント
・骨董品専門の買取業者を選ぶ
・陶磁器に詳しい査定士に依頼する
適正な価格で評価してもらいやすくなります。
自己判断で処分しない
価値が分からないまま処分するのはNGです。
理由
・見た目では価値が分かりにくい
・希少なものが含まれている可能性あり
迷ったら査定に出すのがおすすめです。
高く売るためのコツ
なます皿を高く売るポイントは以下の通りです。
・軽く掃除する
・丁寧に保管する
・セットでまとめる
・付属品を揃える
・専門店に依頼する
これらを意識することで、査定額アップにつながります。
なます皿は価値のある骨董品

ここまで、なます皿の特徴や価値について解説してきました。
重要なポイントを簡単に整理します。
なます皿とは
なます皿は
・江戸時代から使われている中皿
・少し深さがあり副菜に使いやすい
実用的でありながら、骨董品としての価値も持つ器です。
伊万里焼と九谷焼の違い
代表的な産地ごとの特徴
伊万里焼
・染付の落ち着いた美しさ
・繊細な絵付け
・古伊万里は人気が高い
九谷焼
・色絵の華やかさ
・芸術性が高い
・古九谷は高額になりやすい
同じなます皿でも、産地で価値が大きく変わります。
買取相場の目安
一般的な相場
・数千円程度が中心
高額になるケース
・古伊万里や古九谷
・状態が良い
・人気の絵柄
これらが揃うと、数万円以上になることもあります。
価値が上がるポイント
査定で評価されやすい条件
・年代が古い
・絵付けが良い
・状態が良い
・セットで揃っている
価値が下がるポイント
注意したい点
・欠けやヒビがある
・量産品
・バラ売り
これらは査定額が下がりやすくなります。
高く売るためのコツ
売却前のポイント
・軽く掃除する
・まとめて査定に出す
・付属品を揃える
・専門店に依頼する
適切な準備で査定額アップが期待できます。
最後に
なます皿は
・実用性
・歴史
・文化
を兼ね備えた器です。
見た目では価値が分かりにくいため、
・処分する前に査定を受ける
ことがおすすめです。
思わぬ価値が見つかる可能性もあります。
なます皿の出張買取は高価買取専門店【戎ノ蔵】にお任せください
引用元:【戎ノ蔵】公式サイト
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