ペルシャ絨毯の歴史は古代ペルシアまでさかのぼります。遊牧民が寒さから身を守るため、祈祷をおこなうために、羊毛や綿から手織りで織り上げたのがペルシャ絨毯です。日本にもシルクロードを経由して早くからペルシャ絨毯が持ち込まれ、京都の高台寺には豊臣秀吉が身につけたペルシャ絨毯が残されています。

ペルシャ絨毯は丈夫で耐久性に優れていることから、使い込むほどに独特の味や深みが増すという特長があるのも人気の理由。そのため、ペルシャ絨毯の買取市場では古いものほど価値が高いとされています。なかでも50年以上経過したものは「オールド」、100年以上経過したものは「アンティーク」とされ、これらのペルシャ絨毯は特に高額で取引されます。

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